グループメンバーの管理

Kii Cloud ではユーザー(KiiUser)とグループ(KiiGroup)の間で、オーナーとメンバーという 2 つの関連を持つことができます。

  • オーナー

    ログイン済みのユーザーは、Kii Cloud のアプリケーション上にグループを作成できます。グループを作成したユーザーは、そのグループのオーナーとなります。

  • メンバー

    グループには構成要員となるユーザーを複数追加できます。メンバーとなったユーザーは、そのグループスコープの Bucket にアクセスしたり、そのグループのアクセスが ACL で許可されているリソースにアクセスしたりできます。

    グループを作成したオーナーのユーザーは、初めのグループメンバーとしても登録されます。

オーナーとメンバーは、Kii Cloud 上で、KiiUser と KiiGroup の双方向の関連として管理されます。メンバーの追加削除や、ユーザーの削除などの様々な操作が行われると、Kii Cloud によってこれらの双方向の関連が自動的に更新されます。

Kii Cloud SDK の KiiUser クラスと KiiGroup クラスが持つメソッドを使うと、以下のようにユーザーとグループの間の関連を取得できます。図中の memberOfgroups() などは、それぞれの関連を取得するためのメソッドを表します。

グループとメンバーの例

グループとメンバーの例として、次の 3 つの操作を行った結果を下記の図に示します。

  1. 「阿田」さんが「営業部」を作成(赤色の関連)

  2. 「阿田」さんが「営業部」にメンバー「井田」さんを追加(青色の関連)

  3. 「井田」さんが「テニス同好会」を作成(緑色の関連)


この機能の詳細は...

  • グループの作成方法は、「グループの作成」(AndroidiOSJavaScriptREST)を参照してください。
  • オーナーとメンバーの機能の詳細やメンバーの設定方法などの実装方法は、「ユーザーとグループの関連」(AndroidiOSJavaScriptREST)を参照してください。