ユーザーの作成

Kii Cloud のユーザー(KiiUser)は、モバイルアプリを利用するエンドユーザーに対応する概念です。

モバイルアプリを使う際、ユーザーはスマートフォンなどのデバイス上で様々なデータを扱います。それらのデータの多くはデバイスそのものではなく、ユーザーに紐付けて保存するのが適切です(デバイスごとに Bucket を分けてデータを保存することもできます)。

また、IoT ソリューションで Thing SDK を使用する場合、Thing はそのオーナーとなるユーザーと関連付けて使用します。

Kii Cloud にユーザーを登録する際は、大きく分けて以下の 3 通りのユーザーの識別方法があります。

  • ユーザー名+パスワードによる認証

    ユーザー名とパスワードを指定してユーザーを登録し、それらを利用してログインします。

    ユーザー名の代わりにメールアドレスや電話番号を使ったり、これらを併用したりしてログインできます。

  • 仮ユーザーの利用

    仮ユーザー(Pseudo User)はエンドユーザーからの明示的なログインを行わずにユーザーを使用する仕組みです。

    仮ユーザーの作成 API を呼び出すと、Kii Cloud 上にユーザーが作成され、そのユーザーに対するアクセストークンが発行されます。モバイルアプリでは発行されたアクセストークンを保持し続けることによって、目的のユーザーにアクセスします。仮ユーザーにログインすることはできません。

    機種変更が必要になった場合は、ユーザー名とパスワードを登録したり、外部サービスのアカウントとリンクさせたりして、別のデバイスからログインさせることもできます。

  • 外部サービスを使った認証

    Kii Cloud 独自のユーザー名とパスワードの代わりに、Facebook や Twitter などの様々な Web サービスで使用しているアカウントの情報を利用してユーザーを識別し、Kii Cloud 上のユーザーとして利用することができます。認証は OAuth などの仕組みを使用し、外部サービスで行います。

    中国向けの展開が必要な場合、プラットフォームによっては 人人網(Renren)新浪微博(Sina Weibo)QQ のアカウントも利用できます。

ユーザーを様々な方法で識別できるため、エンドユーザーに対して会員登録の敷居を下げることができます。
特に、仮ユーザーの利用や外部サービスのアカウントを使った認証は、アプリごとにユーザー登録したくないエンドユーザーに対して有効です。


この機能の詳細は...

  • ユーザー登録と仮ユーザーの詳細は、「ユーザー登録とログイン」(AndroidiOSJavaScriptUnityREST)を参照してください。
  • 外部サービスを使った認証、および、各プラットフォームでサポートしているサービスの詳細は、「別サービスアカウントを利用した認証」(AndroidiOSJavaScriptUnityREST)を参照してください。