JavaScript アプリ開発の準備

Kii Cloud SDK は導入する環境に応じて準備が異なります。

ブラウザー上で利用する場合(Web アプリなど)

  1. アプリケーションの作成

    開発者ポータルから Kii Cloud 上にアプリケーションを作成します。作成したモバイルアプリは、このアプリケーションの配下で動作します。

    作成済みのアプリケーションを利用する場合、この手順は不要です。

  2. Web アプリへの SDK の導入

    Kii Cloud SDK を開発環境にインストールします。SDK を組み込むことで、モバイルアプリから Kii Cloud を呼び出す API を利用できます。

  3. プッシュ通知(MQTT)の導入

    プッシュ通知を MQTT を使って利用する場合はこちらの導入手順を実行してください。

Cordova 上で利用する場合

  1. アプリケーションの作成

    開発者ポータルから Kii Cloud 上にアプリケーションを作成します。作成したモバイルアプリは、このアプリケーションの配下で動作します。

    作成済みのアプリケーションを利用する場合、この手順は不要です。

  2. Cordova への導入

    Cordova では様々な方法で Kii Cloud SDK を使用できますが、ここでは構成ファイルに SDK の JS ファイルを直接組み込む手順を示します。

    プッシュ通知を使用する場合、Cordova の phonegap-plugin-push を使って、FCM や APNs を使ったプッシュ通知の導入作業も行います。

Node.js 上で利用する場合(Thing など)

Thing 側の実装など、Node.js 上で動くアプリを開発する場合はこの手順に従います。

  1. アプリケーションの作成

    開発者ポータルから Kii Cloud 上にアプリケーションを作成します。作成した Thing 向けプログラムなどは、このアプリケーションの配下で動作します。

    作成済みのアプリケーションを利用する場合、この手順は不要です。

  2. Node.js での実行

    Kii Cloud SDK を開発環境にインストールします。SDK を組み込むことで、Thing 上のプログラムなどから Kii Cloud を呼び出す API を利用できます。

  3. プッシュ通知(MQTT)の導入

    プッシュ通知を MQTT を使って利用する場合はこちらの導入手順を実行してください。

導入後、IoT ソリューションを構築するために Thing 上で Node.js を動作させて、IoT に特有の機能を実装する方法は JavaScript SDK で Thing を実装 をご覧ください。

サーバー機能拡張で利用する場合

サーバー機能拡張で Kii Cloud SDK for JavaScript を利用する場合、特別な導入作業は不要です。サーバー機能拡張リファレンスガイド の方法に従って、Server Code を記述してください。