ユーザープッシュ通知の送信

アプリケーションスコープのトピックに対してメッセージを送信できます。ユーザープッシュ通知の機能概要は「ユーザープッシュ通知」(AndroidiOSJavaScriptREST)をご覧ください。

グループスコープとユーザースコープのトピックに対するメッセージ送信はできません。グループスコープ/ユーザースコープのトピックへの送信 の内容を参考に REST API でメッセージ送信をしてください。

送信方法

メッセージ送信は、以下の手順で行います。

  1. アプリケーションコンソールで "Push" アイコンをクリックした後、"New Message" ボタンをクリックします。

  2. メッセージ送信先に関する情報を設定します。

    1. ユーザープッシュ通知の送信先はトピックなので "Topic" を選択します。
    2. 送信先トピック名を入力します。
    3. 送信対象とする開発環境(Developer、Production、または Both)を選択します。
  3. メッセージの内容を指定します。

    1. メッセージに含める既定フィールドを指定します。

      それぞれの既定フィールドを有効にした場合にメッセージに追加される値は以下のとおりです。

      • App ID:アプリケーションの AppID。
      • Timestamp:プッシュメッセージ送信時のタイムスタンプ。
      • Message origin:メッセージが明示的に送信されたことを示す "EXPLICIT" という値。
      • Topic Scope:アプリケーションスコープのトピックに送信されたメッセージであることを示す "APP" という値。
      • Topic ID:送信先トピックのトピック ID。
    2. メッセージに含めるカスタムフィールド(キーと値のペア)を指定します。

      複数のカスタムフィールドが追加可能です。それぞれのフィールドについて、送信先プッシュ通知ネットワークが指定できます。"All" を指定した場合はすべてのプッシュ通知ネットワークにフィールドが送信されます。

  4. 必要に応じて、各プッシュ通知ネットワークの詳細設定を行います。

    FCM/APNs の詳細設定を行う場合は、トグルボタンを有効にします。

    APNs で未設定の項目を送信対象から外す場合は "Do not send blank keys" のチェックボックスをオンにします。送信対象から外すと、Kii Cloud からは未設定の項目が送信されなくなり、APNs によってデフォルトの設定が適用されます。

    iOS でバックグラウンド動作しているアプリにプッシュメッセージを送信する場合は "Silent Notification" のチェックボックスをオンにします。

  5. 設定が完了したら "Confirm" ボタンを押します。確認画面が表示され、プッシュメッセージが送信されます。

    ここで「Please choose a recipient.」エラーが表示される場合は、送信先が確定できていない可能性があります。手順 2 の 1 で送信先トピックを指定する際、ドロップダウンのトピック一覧から対象トピックを確定する必要があります。ドロップダウンが表示されない場合、トピック名を一旦削除し、ブラウザの画面サイズを大きくしてから、入力し直してください。