JavaScript アプリ開発ガイド

本ガイドは Thing-IF SDK の主要な機能をご紹介します。Thing-IF SDK が提供する機能の利用方法を、サンプルコードを交えつつ解説します。Thing-IF SDK が提供する各機能の詳細については こちらの JSDoc を参照してください。

Thing-IF SDK を使うと、Web ブラウザー上で実行できるアプリを開発できます。なお、Thing-IF SDK for JavaScript は、モバイルアプリ側の開発のみをサポートしています。Thing 側の実装を行うことはできません。

このドキュメントでは Web アプリをモバイルアプリと表現している箇所がありますが、サポート環境 に示す範囲で PC 上のブラウザーからも利用できます。

Thing-IF SDK for JavaScript でモバイルアプリを作成するには、以下のガイドに従って実装を進めてください。

  1. 開発環境と言語の選定

    開発環境と言語の選択 によって、モバイルアプリの開発に使用する開発環境や言語を決めます。開発言語は TypeScript と JavaScript から選択できます。

  2. SDK の組み込みと環境設定

    アプリ開発の準備 によって、Thing Interaction Framework/Kii Cloud、ローカルの開発環境、プッシュ通知の環境を準備してください。

  3. 注意点の確認

    実装の前に、実装上の注意点 によって、モバイルアプリを実装する際の一般的な注意点をご確認ください。

  4. 初期化コードの実装

    初期化コードの実装 によって、Thing-IF SDK と Kii Cloud SDK の初期化コードをモバイルアプリに実装します。さらに、Thing と Web アプリの利用ユーザーを関連づける処理も実装します。

  5. 機能の呼び出し

    実装したい機能によって、コマンドの実行トリガーステートの参照 の機能を実装します。これらの機能の概要については 機能モデル をご覧ください。