メールアドレス認証
メールアドレス認証がオンの状態でメールアドレスを伴うアカウント作成処理が実行されると、Kii Cloud はこのメールアドレス宛てに認証リンク付きの確認メールを送信します。指定されたメールアドレスによるログインは、ユーザーがこの認証リンクをクリックするまで有効になりません。Kii Cloud は、認証処理が完了するとメールでその旨をユーザーに通知します。
なお、メールアドレス認証がオンの状態でメールアドレスが変更された場合も、同様に新しいメールアドレスの認証処理が実行されます。新しいメールアドレスによるログインは、送信された確認メール内の認証リンクがクリックされるまで有効になりません。認証が完了するとユーザーにその旨が通知されます(古いメールアドレスは認証処理が完了した時点で無効になります)。認証が完了していない保留中のメールアドレスは KiiUser.pendingEmail
プロパティで取得できます。
認証機能の有効化
認証機能のオン/オフは、開発者ポータルで設定します。設定方法は 認証機能のオン/オフ をご覧ください。
デフォルトでは認証機能はオフになっています。
リダイレクト URL の設定
リダイレクト URL を設定すると、ユーザーがメール内の認証リンクをクリックした際に表示する Web ページを指定できます。
リダイレクト URL の設定は開発者ポータルで行います。リダイレクト URL の設定 をご覧ください。
メールのカスタマイズ
Kii Cloud が送信する確認メールや認証完了通知メールの送信元や内容(テンプレート)は変更可能です。テンプレートは、ユーザーのロケールごとに設定できます。
メール送信元や内容の変更は開発者ポータルで行います。メール/SMS テンプレートのカスタマイズ をご覧ください。
また、メールテンプレートのローカライズ のユーザーのロケールを設定するサンプルコードもご覧ください。
確認メールの再送信
確認メールはユーザーの登録や変更のタイミングで自動的に送信されますが、API によって再送することもできます。
ユーザー名などを使ってログイン状態にしてから、以下のように resendEmailVerificationSynchronous
メソッドを呼び出します。currentUser
メソッドの利用については、ログインユーザー情報の取得 をご覧ください。
Swift:
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// Get the currently logged-in user. let user = KiiUser.current()! do{ // Resend a verification mail. try user.resendEmailVerificationSynchronous() } catch let error as NSError { // Handle the error. return }
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// Get the currently logged-in user. let user = KiiUser.current()! // Resend a verification mail. user.resendEmailVerification { (user :KiiUser?, error : Error?) -> Void in if (error != nil) { // Handle the error. return } }
Objective-C:
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NSError* error = nil; // Get the currently logged-in user. KiiUser* user = [KiiUser currentUser]; // Resend a verification mail. [user resendEmailVerificationSynchronous:&error]; if (error != nil) { // Handle the error. return; }
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// Get the currently logged-in user. KiiUser* user = [KiiUser currentUser]; // Resend a verification mail. [user resendEmailVerificationWithBlock:^(KiiUser *user, NSError *error) { if (error != nil) { // Handle the error. return; } }];