ステートの管理
Thing コンソールを起動 すると表示される Thing 一覧画面より、ステートを管理したい Thing をクリックします。
Thing 属性画面が表示されます。ここで "States" タブを選択すると、次のように現在のステートが表示されます。
ここでは以下の操作が行えます。
ステートとステート履歴の違いは ステートの登録と取得 をご覧ください。
ステートの登録
エディタ上でステートを定義します。ステートは JSON 形式で定義します。ステート定義方法の詳細は ステートの登録と取得 を参照してください。
ステートの定義が完了したら "Update" ボタンを押します。ステートが最新のものとして登録されます。
ステート履歴の閲覧
ステート履歴を閲覧するには "State Query" ボタンを押します。
次のようなステート履歴検索画面が表示されます。
検索窓に確認したいステート履歴の条件を指定します。
検索窓の右側の "help?" をクリックすると、指定可能な条件式の例が表示されます。
上記の例のように、条件式は、集計方法、対象フィールド、および時間範囲の組み合わせにより構成されます。
集計方法
ステート履歴の集計方法を指定します。
指定可能な方法は次のとおりです。
集計方法 | 説明 |
---|---|
count | 対象フィールドの値が null ではないステート履歴の件数をカウント |
sum | 集計対象フィールドの合計値を算出 |
max | 集計対象フィールドの最大値を特定 |
min | 集計対象フィールドの最小値を特定 |
mean | 集計対象フィールドの平均値を算出 |
なお、max, min, mean は、後述する集計対象フィールドの型が integer または decimal の時のみ利用可能です。
現在のバージョンでは、ステート履歴を上記のいずれかの方法で集計した結果のみ閲覧できます。ステート履歴をそのまま閲覧することはできません。未集計の状態で閲覧したい場合は データブラウザー をご利用ください。
集計対象フィールド
集計対象フィールドは、フィールド名とデータ型の組を フィールド名:データ型
の形式で指定します。
指定可能なデータ型は次のとおりです。
- integer: 整数
- decimal: 浮動小数点数
- string: 文字列
- boolean: 真偽値
時間範囲
from "開始日時" to "終了日時"
の形式で指定します。日時の指定は ISO 8601 形式で行います。
なお、実際のステート履歴の取得はグループ単位で実行されます。詳しくは 取得するステートの時間範囲 をご覧ください。