Android (FCM) プッシュ通知設定チュートリアル
このチュートリアルでは、新規に作成した Android アプリに FCM(Firebase Cloud Messaging)によるプッシュ通知を組み込む実装例を解説していきます。
このチュートリアルを完了すると、プッシュ通知の組み込みに必要な設定をひととおり試すことができます。プッシュ通知のテストが成功した後は、チュートリアルの最後に示す実装のヒントによって、アプリの拡張方法を検討することができます。
なお、このチュートリアルでは、FCM を使ってプッシュ通知を実現します。
開発の準備
チュートリアルを始める前に、以下の準備が必要です。これらは、一般的な Android 開発に関する情報のため、詳細は Web 等の情報をご覧ください。
開発ツールのセットアップ
Android Studio と、各種 Android 開発ツールをインストールします。
Android Studio のバージョンは、Firebase のドキュメント で要求しているバージョンに従います。チュートリアルの作成時点では、1.5 以上が必要です。
Android の開発者登録
Android 開発者として登録し、Firebase コンソール でプロジェクトの作成や設定などができる権限を入手しておきます。
このチュートリアルの実装は、FCM および GCM のサンプルコードを元にして Kii Cloud 用に改変したものです。オリジナルは、GitHub のコード(FCM、GCM)をご覧ください。いずれのサンプルコードも Google からの配布時に Apache ライセンス 2.0 が適用されています。
準備が完了したら、最初のステップである Android アプリの作成 に進みましょう。