ページ遷移

HTML ページ上で JavaScript SDK を使用する場合、ページの遷移ごとに情報がリセットされる点に注意が必要です。

通常は、何らかのフレームワークを使用して、同一ページ内でコンテンツだけを切り替える Single Page Application の実装方法に基づいて実装します。背景となる情報はチュートリアルの HTML5 アプリの実装 の説明を参照してください。

フレームワークを使用しない場合は、jQuery の pagecontainer() を使ってページの切り替えを実現することもできます。

$('body').pagecontainer('change', 'nextpage.html', { transition: 'slide' } );

ページ遷移で必要な処理

ページの遷移を前提に実装する方法はおすすめできませんが、ページ遷移を伴う実装を選択した場合は、特に以下の点にご注意ください。

  • SDK の初期化

    ページの遷移ごとに Kii.initializeWithSite() を実行して SDK を初期化する必要があります。初期化の詳細は こちら をご覧ください。

  • ログイン状態の保持

    ページの遷移ごとにログイン状態を戻す処理が必要です。

    ユーザーのログインが成功したとき、アクセストークンを Web Storage などに保存しておき、遷移先の画面で保存済みのアクセストークンを取得してログイン状態を戻します。アクセストークンによるログインの機能概要については こちら を、実装方法については こちら をご覧ください。