グループの操作権限

Kii Cloud ではグループに対するメンバーの追加などの操作が不正に実行されないよう、各操作に対するセキュリティを定義しています。

以下の表のように、ログイン済みユーザー、グループメンバー、グループオーナーによって実行できる操作が異なります。たとえば、メンバー外のユーザーがグループスコープのデータにアクセスしたり、グループに追加されたユーザーがメンバーを削除したりすることはできません。

未ログイン ログイン済みユーザー 管理者
匿名ユーザー グループ外ユーザー グループメンバー グループオーナー
グループの新規作成
作成済みグループの参照
グループスコープのデータアクセス ※1
メンバーの追加と削除
オーナーの変更

※1 ACL の設定や具体的な操作によって変わります。

なお、このセキュリティモデルがサービス仕様に合わない場合は、Server Code で独自のユーザー判定を行った上で、管理者権限を使ったグループ操作を行うことで、実行権限をカスタマイズすることもできます

Kii Cloud では、これらの操作権限により、構築するサービスのセキュリティを向上させます。
権限はKii Cloud のシステムレベルで定義されているため、ユーザーのアクセストークンやパスワードが漏れない限り、たとえ REST API を直接実行しても不正な操作は実行できません。


この機能の詳細は...

  • 各権限で実行できる機能の詳細や、Server Code によるカスタマイズ方法のヒントは、リファレンスガイドの「グループの操作権限」(AndroidiOSJavaScriptREST)を参照してください。