Thing タイプとファームウェアバージョンの登録
Thing Interaction Framework は、Thing のタイプとファームウェアバージョンを管理します。
本ページでは、Thing タイプとファームウェアバージョンの概要を説明します。実装方法や利用方法の詳細は Thing 機能の登録 をご覧ください
Thing タイプ
Thing タイプは Thing の機能を判別するための情報です。
たとえば「写真を撮る」や「カメラを回転する」などの機能をサポートする「オンラインカメラ」と、「温度を測る」や「バッテリー残量を通知する」などの機能をサポートする「センサー」を Thing Interaction Framework で同時に管理するケースを考えます。
この場合、Thing タイプとして「オンラインカメラ」と「センサー」を登録します。これにより、新たな Thing を Thing Interaction Framework に追加する際に、これがどちらのタイプに属するものであるか選択可能になります。
ファームウェアバージョン
同じ Thing タイプに属する Thing であっても、ファームウェアのバージョンによってサポートされる機能が異なることがあります。たとえば、初期バージョンのセンサーでは無効になっていた機能が、ファームウェアのアップグレードによって有効化されたケースなどです。
このような機能差に対応するために、Thing Interaction Framework では Thing タイプごとにファームウェアバージョンが設定できます。
トレイトとの関連付け
トレイトは Thing の機能を定義するものです。したがって、適切な Thing タイプとファームウェアバージョンの組み合わせに対して、適切なトレイトを関連付ける必要があります。この関連付けは トレイトエイリアスの登録 で行います。