JPush によるプッシュ通知
JPush によるプッシュ通知を利用する場合、Kii Cloud への設定のほか、JPush の設定やそれに合わせたビルド環境の整備が必要になります。
JPush の技術的な概要については、JPush の利用 をご覧ください。
導入作業
ここでは、導入作業として JPush を利用したプッシュ通知の設定方法と、Android Studio でのプロジェクトの設定方法を示します。
それぞれの手順は操作が複雑なため、Android(JPush)プッシュ通知設定チュートリアルで詳細な操作方法を示しています。以下にリンクしたチュートリアルトピックの手順を実行した後に、Thing-IF 向けの変更 を参照してください。
モバイルアプリの登録
Kii Cloud でプッシュ通知を利用するには、JPush の管理画面でモバイルアプリの登録と、AppKey および Master Secret の取得を行い、取得したそれらのキーを開発者ポータルで登録する必要があります。
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JPush の管理画面で、あなたのアプリケーションのためのプロジェクトを作成します。
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手順 1 で取得した AppKey および Master Secret を Kii Cloud の開発者ポータルで登録します。
プロジェクトの設定
次に、ビルド環境を設定します。
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JPush Android SDK をライブラリーとしてあなたの開発プロジェクトに組み込み、JPush の機能を呼び出せるようにします。
ここでは、Android Studio 上で JPush を使用するための設定方法を示しています。これ以外のビルド環境をお使いの場合でも同様に設定してください。
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マニフェストファイルの編集を行って、プッシュ通知に必要な権限と、受信ハンドラーを設定します。
プログラムの実装およびテスト
モバイルアプリにプッシュ通知の初期化処理とハンドラーを追加し、プッシュ通知を送信してみます。
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モバイルアプリにプッシュ通知の初期化処理とハンドラーを追加します。
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開発者ポータルからテストメッセージを送信してみます。
Thing-IF 向けの変更
チュートリアルでの動作が確認できたら、Thing-IF SDK の実装では不要な部分を削除します。Kii Cloud SDK で案内しているデバイスのインストール操作は Thing-IF SDK では別の方法で実行するため、Kii Cloud SDK の API の代わりに Thing-IF SDK の API を呼び出すようにします。
MainActivity
の実装から、KiiUser.pushInstallation
の呼び出し、関連するコールバックメソッド、および 1 行上の development
の宣言を削除します。
ここでは一旦そのままにしておき、後で、削除した API の代わりに Thing-IF 用のプッシュ通知初期化 API を埋め込みます。詳しくは、「初期化コードの実装」の デバイスのインストール をご覧ください。
なお、Android(JPush)プッシュ通知設定チュートリアルで使用されているプッシュ通知初期化 API はノンブロッキング API ですが、置き換える Thing-IF SDK の API はブロッキング API です。ブロッキング API は作業スレッド内で実行する必要があります。非同期処理の実装について詳しくは、実装上の注意点 をご覧ください。